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  1. 静岡市議会 2020-04-17
    令和2年 総務委員会 本文 2020-04-17


    取得元: 静岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前11時9分開議 ◯池谷委員長 ただいまから総務委員会を開会します。  今臨時会で、本委員会に付託されましたのは、議案第122号令和年度静岡一般会計補正予算(第1号)中所管分についてです。  審査に先立ち、委員皆様説明員皆様にお願いします。委員会記録作成関係から、発言の際は必ずマイクを使用して発言くださるようお願いします。また、新型コロナウイルス感染症予防のため、マスク着用のまま発言していただくようお願いします。  なお、委員皆様へのお願いでありますが、要望意見につきましては、質疑終了後にお述べいただくこととし、質疑の段階で、要望意見に及ぶ発言は避けていただくようお願いいたします。      ────────────────────────────── 2 ◯池谷委員長 それでは、議案審査に入ります。  議案第122号中所管分を議題といたします。  当局説明を願います。             〔当局説明〕 3 ◯池谷委員長 ただいまの説明に対し、質疑に入ります。  委員皆様に申し上げますが、発言の際には、議案書の番号、ページ数項目等を述べていただくようお願いいたします。  それでは、質疑をお願いします。 4 ◯島委員 それでは、質問させていただきます。  資料-1、令和年度4月補正予算案の概要の3ページの予備費について、質問させていただきます。  事業内容に、マスク消毒液等衛生用品購入や国の給付金支給準備等不測事態に備えた予備費増額とあります。今回の補正予算に上げられている各局事業は、あくまで緊急的な内容に限られていると思いますが、本会議でも質問がありましたが、今後、どのような事業予備費を使われるのか、もう一度詳しく教えてください。 5 ◯安竹財政課長 先ほどの本会議でも、財政局長から答弁がありましたけれども、改めて詳しくということで、お答えいたします。  当初予算で、予備費として2億円持たせていただいておりまして、今回の補正額2億円を足して4億円を用意させていただくことになります。  今、我々がその予備費の活用として想定しているのが、業務上各公共施設の職員が必要とする、今、なかなか手に入らないマスク、それから消毒液で、こういったものが市場の状況から手に入りやすくなった環境ができたときに、例えば、一括して行政で買うなど、すぐに用意できる、すぐに購入するための経費がまず1つ。  それから、国の、仮称ですけど、生活支援臨時給付金ということで、今朝までの報道の中で、収入が落ちた世帯に対して30万円を給付するという話が、一転して、一律10万円を支給するという話に変わってきていますけれども、その支給事務も、安倍首相は、もともと5月中に支給すると、すぐに支給しないと意味がないということを言っておりました。その支給に係る事務として、対象要件もまだ明確ではない時期に、やはり行政として、支給するための準備をしておかなければならないということで、その支給に係る準備経費
     それから、松谷議員質問にもありましたPCR検査機器ということで、市の環境保健研究所で、今2台体制、2台のうち1台を新型コロナ用ということで検査しております。今後、静岡市内でも感染が疑われる方が増えてきたときに、1台ではなかなか対応しにくくなることが想定されますので、急増に備えてPCR検査機器購入するための経費予備費の中で想定しています。  1つ、付け加えさせていただきますと、PCR検査機器については、どの自治体も、今後、検査機器が必要だということで、その発注がなかなかできない状況を聞いております。ただ、今確認したところ、今週中に発注手続を取って、契約課手続を取ると、1か月後に納品ができそうだという情報が入りました。当初予算で2億円の予備費を持っていますけれども、今回議決していただく予定の2億円を使う前、議決の前に、当初予算の2億円を使ってPCR検査機器購入しようということで、今、手続を取っております。4月中には契約ができて、5月中の納品が可能と確認しております。 6 ◯島委員 新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のために、今回の補正予算が組まれたと認識しておりますが、昨日、緊急事態宣言対象が全国へと拡大されて、状況は刻一刻と変化しております。今回の補正予算には上がっておりませんが、今後、さらなるコロナ対策を進めていく必要があると感じております。  例えば、広報課による市民への情報発信拡充や改善、民間メディアと連携した情報発信危機管理総室による危機管理への対応強化学校現場における臨時登校日の実施に係るマスク消毒液、体温計などの備品の拡充、休校による学習の遅れを補うテキスト配布オンライン授業の検討・準備など、今後、さらなる対応が必要になってくると考えております。  そういった緊急を要する対策についても、予備費を使って可及的速やかに予算措置をしていくという理解でよろしいでしょうか。 7 ◯安竹財政課長 今回の4月補正予算については、編成していく中で、国の緊急経済対策内容もようやく見えてきて、市として独自の緊急経済対策をまず打とうということで、皆さんの御理解を得て議会を開催していただき、今日に至っています。  今後、5月臨時会が5月20日に予定されています。それから、その後の6月定例会以降も、今回の4月臨時会での予算案は、コロナ対策の第1弾と我々も銘打っていますので、先ほどの本会議でもありました第2弾、第3弾というのも予定しています。今、島委員がおっしゃった、例えば、市民への情報発信とか、教育委員会での取組というものも、各所管課と今後も協議していきながら、国の緊急経済対策にのっとった部分は、うまく活用しつつ、それ以外でも、市の単独事業がもしあるということであれば、積極的にこの予備費を活用していきたいと考えています。  先ほどの準備関係で、予備費をもし使い切ってしまった場合にはその後の緊急対応ができなくなる可能性もあるので、5月以降の増額も、また検討していかなければならないと考えております。 8 ◯島委員 既に、5月臨時会の日程は案内されておりますけれども、それまでの間に飲食をはじめとした中小企業経済状況が悪化している、倒産する店舗や企業もあるという市内事業者からの声も届いています。そんな中で、今後、一分一秒を争うような臨時経済対策についても、こういった予備費を使っていく必要があるんじゃないかと思っています。  静岡県や他の自治体のように、2月の定例会コロナ対策や緊急で対応するための予備費準備がされているところもあったかと思います。今後、新型コロナウイルス感染拡大がどのような状況になっていくか分からない中で、先ほど質問させていただいた内容も含めて、想定外事態が起こった際に、この予備費が使われるのか、もしくは、この予備費がこの金額で足りるのかという不安があると思います。  今後、5月臨時会も含めて、予備費増額もより多く積んでいくことも必要だと思っておりますけれども、その辺について、財政局のお考えをお聞かせください。 9 ◯川崎財政局長 今まで経験したことのない今回のものにつきましては、あらゆる手段を講じていく必要があると思っています。  1つは、想定外のことが起こったものについては、予備費という費用があります。今、令和年度の当初予算を使い始めたところでもございますので、各局既定予算の中で、事業優先順位の中で、既定予算のまだ使っていない部分を活用しながら、早急にやるべき事業があれば、そちらに振り替えるという予算の流用もございます。いろんな手を使って、やるべき仕事に対する財源を確保しながらやっていきます。  あと補正予算という形で、新たに議会に諮りながら予算を確保するというのも1つの手だと思っておりますので、そういった手段を組み合わせながら、これから必要な事業はやっていきたいと思っております。 10 ◯望月委員 いろいろ分かりました。  あと財調8億8,750万円を取り崩して財源として使っていくと。今、ちょうど決算時期に入っているんだけど、繰越しの予測というか、正式なのは出ないんだけど、昨年に比べて今年の繰越額はどんな状況になってくるのか、分かる範囲で結構ですので教えてください。 11 ◯安竹財政課長 財政調整基金残高ということだと思います。  令和年度の当初は約86億円の基金残高でスタートして、当初予算で既に財源不足が生じていた関係で35億円を取り崩す格好になっていました。細かい話なんですけど、4月補正でも6,500万円ほど取崩しの対応をしたんですけれども、9月定例会で27億円、財政調整基金を積ませていただいた関係で、増になりまして、今の見込みでは、令和年度末で約77億円という残高です。  安定的な財政運営をしていく必要があるということで、平成24年からずっと86億円をキープし、減っても何とかまた増やしたりしてキきたんですけれども、現在、77億円です。ただ、先ほど委員からお話があったとおり、今、令和年度出納整理期間ということで、5月31日までの間に一般会計決算調整をするんですけれども、その中で、前年度決算剰余金が毎年出ます。剰余金が出たときに、今後の財政運営を考えた上で、この基金をまた86億円に戻すことができればと考えております。 12 ◯望月委員 実際は、決算が終わっていないということがあるんだけど、86億円というのを1つの形としては考えているんでしょうけども、今後、第2弾、第3弾ということがあり、あるいは集中豪雨とか、いわゆる自然災害等を考えると、まさにこの財調危機管理部分で、市民の安全とか生命を守るためには、やっぱりしっかりと活用するということになろうかと思います。いずれにしても、当面、そういう形で過ごしていくということでいいわけですね。 13 ◯安竹財政課長 先ほど、今回の決算で何とか86億円に戻したいと申し上げました。ただ、今回の予算案を見ていただいたとおり、今回も約9億円を財政調整基金から取り崩すということで、マイナスになります。この部分を含めて、今後、新型コロナ対策ということで、国の経費も活用しながらやっていくんですけれども、また一般財源が必要になったときには、やはりこれは減っていく可能性もあると。  そういう中で、先ほど財政局長からも話があったとおり、やらなければならないところにはしっかりお金を投じて、そうじゃない、当初予算事務事業を見直して減らしていくところも含めて、何とか財源を確保して、財政調整基金についても維持していきたいと考えております。 14 ◯風間委員 財調関係なんですけども、実際に今後、財政調整基金はどんどん厳しくなっていくだろうということで、決算剰余金に関しても同じことが言えると思います。さらに、今回のコロナ騒動相当税収も厳しくなってくるという状況の中で、一方で、緊急的な財政出動も必要になると思うんですが、規律のある財政運営もしていかなければいけないということで、財政調整基金を使うということは、もう当然、優先順位の中で上位にあると思います。  このような状況の中で、先ほど言った一般財源の中において、各事業に振り分けられている経費をどういうふうに絞っていくかということはかなり重要なことだと思います。これもやはり緊急的にやっていかないといけないことです。既に新年度がスタートしているということで、各局は、予算編成時には、かなり厳しいシーリングをして現行にあるものだから、果たしてどれくらいそこで柔軟な運用ができるかということを考えていかなければいけないと思うんだけども、そういったことは、もう既に着手されていると考えてよろしいんでしょうか。 15 ◯安竹財政課長 毎年のことなんですけれども、各所管課に、毎年の予算執行について財政局から通知を出しています。先ほども話したとおり、財政調整基金を35億円取り崩して財源不足を解消しながら予算を組んでいるという厳しい状況は、毎年続いているものですから、適切に執行してほしいということで、まず、毎年通知をしていると。  そういう中で、今年度については、新型コロナ関係で、市税収入見込みも厳しい状況だということが想定されますし、経費を第2弾、第3弾以降で使っていかなければならないということが想定されています。既に今、例えばイベントなどは、もうこの影響で中止になっている事業もある中で、そこにはめている予算は当然使わないので、不用額として残してほしいということとか、風間委員がおっしゃった、今後やっていかなければならない事業を当初予算で用意したんですけど、不急の事業ということで、やはり今は、感染症拡大を防止するのが一番ということで、そちらに事業をシフトするというところの協議を、財政局と各所管課でしようということで、三役の了解もいただきまして、先ほど言った予算執行通知の中に、その辺を明記し、これから各所管課財政局で協議して取り組んでいきます。 16 ◯風間委員 次の質問は、ちょっとシビアな質問というか、状況なんですが、1日も早く終息していただきたいというのは、本当に願うところなんですけども、一方で、厳しい財源の中において、財政調整基金、それから未執行事業の見直しがあり、さらに市債コロナ対策に対してやっていく。状況としては、公平性とか、そういったものもかなり考えなければいけないと思うんですけども、そういったものも視野に入れて、財源確保の上においては対応されていくのか、その方針だけ聞かせていただいてもよろしいでしょうか。 17 ◯安竹財政課長 市債についてということだと思います。  令和年度の最終の決算調整をする中で、5月の下旬に、令和年度に実施した事業に充ててある市債借入れ調整していくことになります。  そういう中で、厳しい状況の中なんですけれども、市の借金ですので、なるべく借りないようにやっていきたいというところがあるんですけれども、一方で、市債という収入を今回は確保して、今後の財政運営に活用していくというところもあります。先ほど言いました一般財源がなかなか確保できない中で、市債は、基本的には特定財源という位置づけになりますので、借金というところの頃合いを見ながら、今後の財政運営に支障を来さないように取り組んでいく必要がありますので、そこの頃合いを見ながら、今後は借入れのほうもしていくことを考えております。 18 ◯井上委員 1点だけお聞きします。  先ほど予備費の様々な質問があったんですけど、局長からも不測事態対応ということで、補正予算を組むとか、予算を流用するとか様々な手法が考えられると思うので、その中で、こういう場合は予備費を使うといったような予備費を使うための条件というか、ルールみたいなのはどうなっているのか、教えていただきたいと思います。 19 ◯安竹財政課長 予備費の使い方、ルールということだと思います。  先ほど来、申し上げているとおり、予備費というのはなかなか予測ができない、また予見ができない予算外支出、それから予算超過支出ということで、年度が始まっていろんなことが、想定と違うことが起こったときに出していかなければならない予算に対して充てられるということで、地方自治法上計上しなければならないと定められています。  そういう中で、もう1つ意味合いとしては、緊急性のある支出について、すぐに対応できるように予備費として持っているという意味合いがあります。通常であれば、足りなかったり、必要な予算については、補正予算議会に諮り、議決をいただいた上でやっていくんですけれども、予備費にはそういった性質があるということで、静岡市の今までの運用ですと、災害にのみ充てております。  通常災害というと自然災害、主に台風だと思うんですけれども、今回の新型コロナウイルス感染症も、人命とか、社会生活に大きく影響を及ぼしている災害に当たりますので、こういった災害に対して、静岡市としては予備費を充てさせていただいています。  あとは、先ほど出ましたもともと持っている予算を流用するという対応もあるんですけれども、それについては予備費とは一線を引いて、予備費はあくまでも災害対応に充てております。 20 ◯井上委員 ちょっと1点気になって、間違っていたらすみません。  予備費という項目執行してしまうと、国からの補助金を充てられるのかどうかが気になったんですけど、どうですか。 21 ◯安竹財政課長 事項別明細書には、予備費という款があって、当初予算が2億円で、今回プラス2億円で4億円という形になっています。  ただ、実際に執行するときは、予備費から予備補充、充用ということで、必要なところに予算を送ります。要するに、例えば、台風で被害を受けた施設に対して、災害復旧費がなくて予備費を充てる場合には、予備費から災害復旧費という款にお金を移します。そこで執行しますので、そういったところで名目をしっかり持って、目的を持って執行している形になりますので、そこは心配ありません。 22 ◯内田委員 先ほど本会議で、今回の補正の12億円の予算の狙いは何かということで、財政局長は、3つの柱、市民不安解消相談窓口強化とか、医療、福祉への支援中小企業等への支援という3本の柱で予算を立てたと説明がありました。  それで、今回の予備費ですけども、先ほどの説明によりますと、マスク消毒液等衛生用品購入ということと併せて、PCR検査機器、これは当初予算で2億円計上していたので、それを基に今月発注すると来月に納品されるという説明がありました。このPCR検査機器購入代金や、今度購入しようとしているマスク消毒液等購入しようとしている物品等含めて、内訳がどういう形で、この予算で考えられているのか、教えてください。 23 ◯安竹財政課長 予備費が、今回2億円足して4億円ですけど、その使途の内訳想定している内訳ということでよろしいかと思います。  今後変わるかもしれないんですけれども、4億円のうち、まず、我々が今、大きく想定しているのは、約6,000万円分を、委員がおっしゃったマスクとか消毒液などの衛生用品が買えるような状況になったときに、すぐに使っていきたいという思いが1つ。  それから、4億円のうち3億円については、先ほど言った、仮称ですけど、生活支援臨時給付金、結局は、1人当たり10万円を払うという形に今変わってきていますけれども、その支給事務に係る分で想定しております。  なぜ3億円かというと、10年前にリーマンショックがあったときに、定額給付金ということで、国から1人1万2,000円だったと思うんですけど、その支給事務を市町村がやったときに、人件費が主なんですけれども、約3億円かかっています。  そういった形で、今回もどういった事務になるか、今はちょっと分からないんですけれども、そのときぐらいのお金を持っていないと心配だということで、3億円を想定しています。  先ほど言った分と合わせて3億6,000万円になりますけれども、それと、PCR検査機器で約1,200万円を予備費から補充します。そういった形で約4億円を今回用意しようということで考えさせていただきました。 24 ◯内田委員 大体分かりましたけども、あと2点、お聞きします。  先ほど、買えるようになったらマスク消毒液購入するということで、公共施設に関わる問題等が言われたんですけども、残念ながら、全国的に増え続けている中でも、静岡市は、現在15名の方が感染しています。そういう点では、早急に対応されると思うんですけども、公共施設や公的病院で、現在、今から買おうとしている衛生用品を含めて充足されているのかというのが1点です。  それから、もう1点は、給付金の問題で3億円、これはリーマンショックのときと同じような対応をしていると言うんですけども、今日の新聞等にも、仮に10万円の支給をした場合には、5月初めに国の補正予算が成立して、それから、市町村に対応をお願いするとか等々、流れが出ていて、早くても7月支給じゃないかということが言われていました。やはり、この対応というのは、この問題で大変市民の皆さんは困窮しているわけで、早期の対応が望まれると思います。そういう点では、予算的には3億円等、必要だと思うんですけども、職員の皆さんだけでは対応できないということになりますと、臨時職員を任用するのかどうか分かりませんけど、そういう体制を今から早急にやって、国から要望があった場合には、早急に対応して支給していくという準備が必要かと思うんですが、その辺の考え方だけ教えてください。 25 ◯安竹財政課長 まず、マスクの充足状況についてお答えします。  先ほどの説明公共施設という言い方もしましたけれども、今、全国的にマスク消毒液が不足する中、政府も、まず必要な機関というのは医療機関であったり、介護施設とか高齢者施設などの民間も含めた施設で、マスクが不足しているところに配布しようということで、学校も含めて、政府が取り組んでいるところだと思います。  そういう中で、我々も市内状況を把握して、公共施設ばかりではなくて民間の施設にも、先ほど言った6,000万円を活用してマスクが行き届くような形で、今後、調査しようと考えております。  それから、10万円の支給について、先ほど予備費のうちの3億円という話をしたんですけれども、我々も3億円でできるかどうか分からない中です。ただ、支給するための着手という意味では、まず3億円を使わせていただいて、もしそれで足りないということであれば、また5月臨時会、それから6月定例会予算を追加して対応しなければならないということ。あと既定予算を使って、前もって対応しようということで考えております。 26 ◯池谷委員長 ほかによろしいですか。  ほかにないようですので、質疑を終了します。  次に、意見要望、討論に移ります。  意見要望、討論がありましたらどうぞ。 27 ◯島委員 自民党です。  議案第122号令和年度静岡一般会計補正予算(第1号)中所管分について賛成いたします。  続いて、意見要望です。  予備費についてでありますが、今回の補正予算議案の所管外の事業を見ても、今が未曽有の大災害の真っただ中であるという危機感、当局コロナ対策に対する意識が薄いように感じています。国や県と歩調を合わせて対策事業を行っていくことが必要であることは、もちろんでありますが、静岡市として市民に対して何ができるのかを考えていただきたいと思っています。  厳しい言い方をすれば、全ての対応が遅いと感じています。今、市民が求めているのは、静岡市が公式に発信する、いち早く、見やすい、そして正しい情報、小中学校の休校が続く中、子供たちがどうやって自宅での学習を円滑に進められるのか、指定された登校日に安心して通わせられるのか、我が市に事業所税を納めている飲食店や企業の休業が余儀なくされる中、どうやって事業を維持・継続するために静岡市が援助してくれるのかなど、多岐にわたるかと思います。  今こそ、我が市の中枢を担う総務局、企画局、財政局がリーダーシップを発揮し、柔軟かつ迅速な対策財政出動を行い、各局と連携し、市民を守る対応が求められていると思います。  今回の議案を見ても、コロナ対策における各局対応が間に合っているとは到底思えません。本来、各局が練り上げた事業議案に上げてくるのが大前提ではありますが、刻一刻と状況が変化していく中、議会の日程に合わせて各局から事業が上がってくるとは思えません。こんな対策が今後必要になるのではないか、この準備は進んでいるのか、最悪の事態も考え、検討しておくことはないかなど、今こそ、局間が連携して、協力して、対策を行っていくことが求められていると思います。  また、庁舎内においても、公共施設の利用の縮小や休止、自宅でのテレワークの推進、輪番制などの導入も含め、利用者、職員への感染拡大を未然に防ぐ対策も行っていただきたいと思います。  当局皆様には、このままいけば、数か月後に静岡市のまちなかは焼け野原になってしまうかもしれないという危機感を持っていただき、市民の命は我々が守る、市内の店舗は1店舗も潰さない、1社も倒産させないという気概を持って対策に取り組んでいただきたいと思います。  今、全てが不測事態です。今後、各局から上がってくるコロナ対策に係る事業については、柔軟かつ機動性を持った予備費執行、緊急の追加対策想定した予備費増額を強く要望いたします。 28 ◯望月委員 志政会ですけれども、議案第122号中所管分については賛成であります。  今回の補正予算は、コロナ対策ということでありますけども、今後、コロナ対策の第2弾、第3弾がある中で、財調の取崩し、予備費を積極的に活用して、スピード感を持った対応によって感染を最小限に食い止め、経済対策をし、しっかり支援していただくことをお願いして、賛成とさせていただきます。 29 ◯井上委員 公明党です。  公明党としても賛成いたします。  本当に状況が刻々と変わってきているというか、物すごいスピードで悪化してきているというイメージがあります。その上で、今、やらなければならないこと、今すぐにできる体制を、スピード感を持ってやってもらいたいと思っていますし、特に、財政部門の方には、柔軟な対応をしっかりとしていただいて、スピード感を持った対策を進めていっていただきたいと感じております。  あと、11月の議会でも言ったんですけど、予備費というのは、どうしても見えないまま終わってしまう傾向があるので、こういうことをやりましたということをしっかりと報告していただくようお願いいたします。 30 ◯風間委員 創生静岡も、議案に対しては賛成です。  今、感染拡大、また、経済対策、各自治体独自の支援策を打ち出しています。もちろん、住んでいる地域によって、この緊急事態に対する対応に差があってはいけないと思いますし、さらに言うのであるならば、市民に、静岡市に住んでいてよかったという安心感を与えられるような政策が速やかに実施されることを心から願います。  そのためには、財源確保というものは必ず必要になってくるわけですけれども、先ほど話にもありました財政調整基金の弾力的運用、そしてまた、未実施の事業に対する見直し、こういったものも早急に行っていただきたい。  とにかく、緊急性を持ったものに関しては、きっちりと財源措置ができるように取り組んでいただきたいと思います。 31 ◯内田委員 この問題は、初動体制の遅れということが、関係者の皆さんから指摘されているわけですけども、静岡市でも、コロナ対策対応されている皆さんに、本当に感謝する次第であります。  要望といたしましては、国がなかなか、自粛はするけども予算措置をしないということで、これが大きな問題になっていると思うんですけども、そういう点では、今回、静岡市は予備費を使っていろいろな対応がされています。これからどういう不測事態が生まれるか分かりませんけども、国の予算を待つことなく、必要があれば、静岡市独自で予算措置もしながら、早急な対応で一刻も早い終息をという立場で、財政措置も含めて考えていただきたいと思います。 32 ◯池谷委員長 ほかにないようですので、これより採決を行います。  特に反対の討論はありませんでしたので、簡易採決にてお諮りいたします。  議案第122号中所管分は、可決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」〕 33 ◯池谷委員長 御異議なしと認め、議案第122号中所管分は可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案審査を終了します。      ────────────────────────────── 34 ◯池谷委員長 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  これをもちまして総務委員会を散会いたします。                 午前11時50分散会      ────────────────────────────── 総務委員長  池谷 大輔 Copyright © Shizuoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...